ピラティスの効果とは?代表的な5つの効果とエクササイズを紹介!
ピラティスの具体的な効果を知りたい方は多くいるでしょう。
最近良く耳にするピラティスですが、ヨガや筋トレと混ぜられてしまい、イマイチ効果が分かりづらいです。
実際ピラティスは筋トレやヨガと似ている部分もあります。
しかし大きく違う部分があるのも事実です。
特に呼吸法によって得られる効果はヨガや筋トレにはないものでしょう。
今回はピラティスの効果を知りたいと感じている人のために、代表的な5つの効果をご紹介していきます!
最後に簡単なピラティスエクササイズも紹介しているので、ぜひ一緒にやってみましょう。
ピラティスの代表的な5つの効果
ピラティスではさまざまな効果を得られます。
ここでは代表的な効果を5つご紹介していきましょう。
肩こりの解消
ピラティスは元々リハビリ療法でした。
そのため肩こり改善にも効果があります。
肩こりというのは、筋肉の緊張から起こるものがほとんどです。
実際肩こりで悩んでいる人の多くが、デスクワークなどで同じ姿勢を続けて、筋肉が緊張し、固まってしまっています。
そうして固くなった筋肉をほぐし、肩こり改善に繋げるのがピラティスです。
ピラティスには肩こりに直接効くものや、肩甲骨をほぐして肩こりを解消するものなど、たくさんあります。
姿勢の改善
ピラティスを行うと美しい姿勢に改善できます。
なぜならば、エクササイズ中に正しい骨格の位置や骨盤・背骨を意識して取り組むからです。
またピラティスでは体幹が鍛えられるため、自然と姿勢が改善されていきます。
特に骨盤などの歪みには効果が高いです。
骨盤の歪みが改善されると、内臓の位置も正しい位置に戻るため、血流の改善や内臓機能の向上など、身体全体の体調も改善していきます。
頭痛を和らげる
ピラティスの呼吸法は胸式呼吸です。
この呼吸法は、頭痛を和らげる効果があります。
理由としては胸式呼吸を行うことで交感神経(興奮の刺激を伝える神経)に働きかけ、頭や目をすっきりさせる効果があるためです。
実際に、ピラティスを終えた後に頭がすっきりしたと感じる人はたくさんいます。
そもそも頭痛の原因はストレスや緊張です。
つまり体内の環境を整える神経に働きかけることで、頭痛を和らげています。
ぽっこりお腹の改善
「全体的に細身なのに下腹だけぽっこりしている……。」そんな悩みを抱えている女性は多いでしょう。
実はぽっこりお腹の改善にもピラティスは役立ちます。
そもそもぽっこりお腹とは筋肉の衰えが原因です。
それも内側にある筋肉、インナーマッスルが重要な役割を果たしています。
だからといって、闇雲に腹筋運動を繰り返していては意味がありません。
効率的に改善するには、腹筋に繋がっている他の筋肉も同時に鍛える必要があります。
そこでピラティスが効果抜群です。
というのもピラティスなら全身を効率的に鍛えられるうえ、主にインナーマッスルを鍛えられるからです。
お腹のインナーマッスルを鍛えることで、内臓が正しい位置に戻り、ぽっこりお腹が改善されます。
ストレスの軽減
ピラティスで呼吸法は大切な意味を持ちます。
ピラティスで行う呼吸法は胸式呼吸です。
そのため交感神経(興奮を伝える神経)が活発化します。
すると、身体が元気になるため日中の仕事や勉強などがはかどります。
交感神経(興奮を伝える神経)が活発になると、ストレスが増えてしまうと思う方もいるでしょう。
しかし本当の意味でのストレス軽減とは、自律神経(体内の環境を整える神経)をしっかり機能させることにあります。
ピラティスを行うと、この切り替えができるようになるため、ストレス軽減に効果的です。
ピラティスを行う際の3つの注意点
ピラティスを行う際、注意したいポイントが3つあります。
しっかり覚えておきましょう。
間違ったやり方で行わない
ピラティスを独学で始めると、気づかないうちに間違ったやり方で行っていることがあります。
間違った方法で続けてしまうと、怪我の危険や十分なエクササイズ効果を得られない可能性があるため注意が必要です。
特に見よう見まねで行うと、実は全然違う部位に刺激が入っていたなんてこともあります。
くれぐれも一度みただけで全部分かった気にならず、しっかりお手本を前にして、確認しながら行いましょう。
呼吸を止めない
ピラティスで呼吸は大切な役割を担っています。
良い効果を得るためにもおろそかにしては行けません。
そのため、エクササイズ中は呼吸を意識して、止めないように心掛けましょう。
呼吸を止めてしまうと、筋肉が緊張して動かしづらくなったり、しっかりと狙った効果が得られなかったりします。
最初のうちは難しいかもしれませんが、クセづけるように意識して行いましょう。
継続して行う
継続はとても大切です。
いくら身体に良いとされるピラティスでも、たまにやるだけでは何も変わりません。
継続することでしっかりとした効果が実感できます。
毎日やるのは大変だと思いますので、1日おきなど設定して行ってみましょう。
長時間やる必要はないので、一日のうち数分間はピラティスを行うクセを付けると、継続しやすくなると思います。
効率よくピラティスの効果
ピラティスは効果が高いエクササイズですが、見よう見まねで行うと、間違ったやり方で続けてしまう可能性があります。
間違ったやり方で行うと、怪我のリスクや十分な効果を得られません。
そこでおすすめなのが、パーソナルピラティスです。
パーソナルピラティスは1体1で行うため、自分の悪いクセや間違っている部分をしっかり指摘してもらえます。
そのため見よう見まねで行うよりも効率的に、確実な効果を得られるでしょう。
また個人の目的に応じて、最適なピラティスが違うのも、パーソナルレッスンがおすすめの理由です。
グループレッスンだと、どうしてもみんなと合わせなくては行けませんよね。
しかしパーソナルレッスンなら、個人の目的や骨格のクセに合わせて最適なレッスンを受けられるでしょう。
人によってはパーソナルレッスンとグループレッスンの掛け持ちをしています。
基本的にはグループレッスンに通い、月1回パーソナルレッスンを受ける方法です。
こちらの方が、知識も得られるほか、さまざまなピラティスに触れられる可能性があります。
効果を実感しやすいピラティスエクササイズ
ここからは簡単に行えて、効果も分かりやすいエクササイズをご紹介していきます!
ぜひ一緒にやってみてくださいね。
ぽっこりお腹を改善できるピラティス
ぽっこりお腹を改善するためのピラティスです。
①仰向けになって膝を立てておきます。
②腹筋に力を入れて、足が揺れないように注意しながら上げましょう。
③呼吸を2回行い、上体を起こしていきます。
③上体を起こしたら腕を上下にゆっくり動かしましょう。
④両手を下に動かすときに息を吐き、上げる時に吸います。
⑤終わったら膝を抱えて、背中を伸ばしていきましょう。
肩こりを改善できるピラティス
肩こりを改善するためのピラティスです。
①ボールやタオルを丸めて胸の後ろ(背中)にセットします。
②そのまま円を描くように腕を大きく回します。
③反対回しも行いましょう。
④5回ずつ行ったら、ボールを取り外して終了です。
腰痛を解消できるピラティス
初期の腰痛に効果的なピラティスです。
①仰向けになります。
②膝を抱えて15秒~20秒キープしましょう。
③足の裏を床につけて、左右に倒していきます。
④倒すときに足と反対側に顔を向けると、さらに伸ばせます。
⑤左右5セット行って終了です。
まとめ
今回はピラティスの効果についてご紹介しました。
ピラティスはさまざまな効果が得られる優れたエクササイズです。
まだピラティスを始めていない人も、ぜひこの機会に始めてみてくださいね。