ピラティスの消費カロリーってどれくらい?行う意味はあるの?
ピラティスを行う目的が痩せたいなら、カロリーが気になりますよね。
ピラティスのカロリー消費量があまりにも低いとやる気も起きないでしょう。
ダイエット目的で行うのであれば、なおさら気にしておきたい部分です。
そこで、今回はピラティスの消費カロリーを知りたい人のために、ピラティスと消費カロリーの関係についてお話していきますね。
ピラティスと消費カロリーの関係
ピラティスで消費できるカロリーは体重によって変化します。
例えば、体重50㎏の人が30分間ピラティスを行った場合、79キロカロリー消費できると言われています。
女性が80キロカロリーを消費するためには、早めのウォーキングを21分しなければいけません。
そう考えると、無理なくほぼ80キロカロリーを消費できていると言えます。
ちなみに食べもので表すと、シュークリーム1個の半分が約80キロカロリーです。
ピラティスは長時間行わなくても、カロリーを消費できます。
例えば、体重50㎏の人が5分間ピラティスを行った場合、消費カロリーは13キロカロリーです。
少ないと感じるかもしれませんが、ちょっとした時間でも積み重ねていけば大きな効果になります。
そもそもピラティスのメリットは、無理なく行えることです。
焦らず少しずつ継続していけば、必ず効果が表れますよ!
消費カロリーを上げるには呼吸が重要
ピラティスで消費カロリーを上げたいと思ったら、呼吸を意識してみましょう。
理由としては、ピラティスにおいて呼吸法は大きな意味があるからです。
ピラティスで行っている呼吸は胸式呼吸といって、日常的に行っている腹式呼吸とは違います。
肋骨や肩甲骨の動きを意識しながら実践することで、効率的なカロリー消費に繋がっていくはずです。
また胸式呼吸をマスターできれば、姿勢の改善にも繋がります!
ピラティスは体質改善に効果的!
ピラティスは、消費カロリーだけではありません。
体質を改善するのにも効果があります。
特にインナーマッスルには効果的です。
具体的な体質改善効果について、詳しく説明していきますね!
インナーマッスルを鍛えて代謝を上げる
インナーマッスルとは体の内側にある筋肉で、日常生活や普通の筋トレでは中々鍛えられない部分です。
しかし、ピラティスは主にインナーマッスルを刺激していきます。
というのも、ピラティスで行うのは重いものを持ったトレーニングや一瞬で高い負荷をかけるトレーニングではないからです。
軽い負荷で長めの刺激を加えてあげると、インナーマッスルには効果があります。
そして、インナーマッスルを鍛えると代謝アップに効果的です。
代謝とは基礎代謝のことで、人間が生きているだけで消費するカロリーになります。
つまり代謝が上がれば痩せやすく、太りづらい身体になれるわけですね。
さらに代謝を上げると美容にも効果的です。
例えば、細胞が若々しくなり肌や髪にツヤとハリが生まれたり、体温が上がることで冷え性やむくみにも効果があったりします。
当然体調も良くなるため、毎日の生活が楽になること間違いなしです!
リバウンドしない体作りができる
ピラティスの大きなメリットの一つと言えば、無理なく続けられることです。
そのためリバウンドしない体作りができます。
代謝が上がって太りづらくなることはもちろんですが、確実にリバウンドしないためには、痩せた後も継続した方が無難です。
しかし、筋トレやジョギングなどはトレーニング自体きついものが多いため、痩せたらそこで終わりにする方も多いです。
痩せてすぐに今までのトレーニングを辞めてしまうと、また前の生活に戻ってしまうため、すぐにリバウンドしてしまうでしょう。
つまりピラティスであれば、無理なく継続できるため、一度習慣づけてしまえば一生リバウンドしない体作りができるのです。
ピラティスを継続したい方はパーソナルがおすすめ!
ピラティスは一人でも効果が見込めますが、限界があります。
一人で行っていると、いつの間にか間違ったやり方を続けてしまったり、効果を感じられないまま何となく続けてしまったりするからです。
間違ったやり方で行っていると怪我のリスクもあります。
そこでおすすめなのが、パーソナルピラティスです。
プロの目で見てもらえるためちょっとした疑問をすぐに教えてもらえます。
つまり、変なクセがつきづらく、安心して取り組めます。
特に最初のうちは分からないことだらけでしょう。
そのまま行っていると間違ったやり方になってしまい、効果が表れないからと、そのままやめてしまうかもしれませんよね?
そうならないためにも、しっかり教えてもらうことは非常に大切です。
一度パーソナルレッスンで教わって、しっかり覚えてしまえば、自宅でも自分のペースで続けられます。
継続して行いたいと思っている人こそ、最初にパーソナルピラティスに通っておくのがおすすめです。
ぽっこりお腹解消に効く3つのピラティスエクササイズ
ぽっこりお腹はきっと多くの女性が悩んでいることでしょう。
女性の場合、普段腹筋を使わないこともあって、お腹の筋肉は衰えがちです。
お腹の筋肉が衰えると、ぽっこり出てきてしまいます。
そんなぽっこりお腹を解消したいと思っている方のために、おすすめのピラティスを3つご紹介します!
ぜひ、一緒にやってみてくださいね。
ぽっこりお腹改善ピラティス
腕を動かすピラティスです。脚を上げることでお腹に刺激が入ります。
①まずは仰向けになって膝を立てましょう。
②息を吐いてお腹周りを固め、足を上げたときに揺れないように意識します。
③呼吸を2回入れ直したら、上体を起こしておへそを見るようにしましょう。
④状態を起こしたまま両腕を上下に動かします。
⑤腕を下におろすときに息を吐き、上げるときに吸い込みましょう。
⑥全部で3~5回繰り返します。
※首がつらい場合は下ろしても大丈夫です。
⑦最後に両ひざを抱えて腰を伸ばせば終了です。
ぽっこりお腹を狙い撃ちピラティス
ぽっこりお腹解消に抜群の効果を発揮するピラティスです。
文字通り狙い撃ちできます!
①まず、膝を曲げて座り、腕を前に伸ばしましょう。
②息を吸い、吐く息でお腹をへこませながら後ろに身体を倒していきます。
※背中と腰を丸めて、アルファベットの「C」を描くイメージを持ちましょう。
③息を吸いながら最初の姿勢に戻ります。
①~③までを1セットと考え、トータル10セット行いましょう。
腹筋引き締めピラティス
ぽっこりお腹解消はもちろん、凝り固まった背中も一緒にほぐせるピラティスです。
①両脚を肩幅2つ分くらい開いて座り、背筋を伸ばして両腕を左右に広げます。
②息を吸いながらウエストをねじって左を向きます。
③息を吐きながら、右手の指先を左足のつま先に伸ばします。
※触れられなくても、自分のできる範囲で大丈夫です。
④息を吸いながら上半身を起こしてきて、下腹部に意識を持ちながらお腹を引っ込めます。
⑤息を吐きながら上体を正面へ戻しましょう。
⑥反対側も同じように行います。
左右交互に5回ずつ行いましょう。
まとめ
今回はピラティスと消費カロリーの関係についてお話しました。
ピラティスの消費カロリーは低いものの、継続することで効果が表れます。
また、ピラティス自体負荷が少ないため、継続しやすいのもポイントです。
筋トレやランニングなどが苦手な人は、ぜひピラティスを始めてみてくださいね。